日本画やDTMや日々の出来事を記していきます。
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2025/04/05/Saturday
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遠近感を出す3つの方法
2013/08/03/Saturday
今描いている絵の「隈取」という工程です。
墨の濃淡で影を描いていきます。
船の斜めからの形が難しくて下書きでかなり苦労しました。相変わらずデッサン力がないのです。
船は実物で見るよりも先端を大きく奥を小さく描いています。線の太さも手前を太く、奥を細くしているのですが、こうして見ると大して分かりませんね;;
この絵を描くにあたり、横山大観や菱田春草、川合玉堂の絵を見たりしました。特に横山大観記念館は今、企画展として富士の絵を多数展示しているので大変参考になりました。
参考にしている画家からも分かるように、ちょっと渋い絵を目指してます。
絵の技法なんかをちょっと語ってみたいと思います。
被写体の近い順に番号を振ってみました。
船が一番手前にあります。
遠近感を出すに当たり、近くのものは大きく、遠いものは小さく描くのは当たり前の技法です。
ですが船とただの山と日本一の山は当然のことながら大きさが全然違います。絵では大体同じ大きさに描きました。
むろん頭では実物の大きさが分かっているのでほぼ同じ大きさに描いても距離感は出せると思います。
ただ、日本画では他にも距離感を出す技法があります。
距離のある空間、青い丸で囲んであるところを描かないという技法です。
霧などで霞んだようにし、見る側に空白を想像してもらうのです。
こういう描き方をしているのが大観や春草、玉堂なのです。他にもいっぱいいますが。
現代画や洋画だと細部まで事細かに描いていることが多いと思います。
「ない」ことで「ある」と表現するなんて、なんだか日本っぽいですよね。
①から②までの距離と①から③まで距離だと、当然①から③までの方が距離があるので空白も大きく取りました。
本物であれば岸があって間に山もあるのですが、すべて省略しました。
下の写真では富士山の裾もパソコンで消しました。その方が奥行きが出ると思ったので。
本物もいずれ胡粉で塗りつぶしていく予定です。
あと、日本画に限ったことではありませんが、色を塗るときに近くを濃く、遠くを薄く塗るのも一つの技法です。
色はこれからの塗るのですが、墨で水面の近い方を濃くしてみました。
以上、遠近感を出すための3つの技法を紹介しました。
こんなへなちょこ絵しか描けないのですが、それでも何かの参考になればと思います。
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